理論概略(私なりの解釈)
自然農法では福岡師が実体験で悟った人間の農業は自然の営みにはかなわないと言うことをふまえた自然に奉仕する農業であります。
極端な例ではアマゾンの密林は脅威的に繁茂していますが自然にそうなったのです。しかし人間に作ることはできません。福岡師が唱える理論には深い裏付けがあります。
1.不耕起は土を耕すと日光で微生物が死滅し、撹拌により微粒子になり水を吸って堅くなるから自然農法では耕さない。
2.無肥は微生物や雑草によって充分肥料が確保されるので自然農法では肥料は不必要である。
3.無農薬は野生の生態系に近づけることにより、病害虫に強い作物ができ農薬を播かない事により、益虫を繁殖して害虫を押さえるからである。
4.無除草は雑草を生やすことにより、肥料になり且つ地面の乾燥を防ぐ。また、ちゃんとタイミングを見はからうことにより作物を優先させられるからである。
●実践1(野菜)
まず自然農法のなかでは比較的短期間かつ容易に達成できる野菜畑を説明します。
用意するもの
クローバーの種(必須)
多種の野菜の種
野草化栽培
原野、堤防、荒地等にクローバーと野菜を混播する飼育法。
概要
秋播きの野菜は夏草が成熟して枯衰し始めたときが適期で、まだ冬草が発芽しはじめてないときがよい。春巻きの野菜は、冬草が繁茂が峠を過ぎた春三月下旬から四月、夏草の発芽する前がよい。雑草の中にばらまかれた種子は枯死前の雑草が被覆材料となっていて、一雨あると草の中で発芽するただ一度発芽したものが翌日の天気で枯れることもある。だから二、三日雨が続くと思われる日、菜種梅雨の時などに播くのが秘訣である。野菜は思ったよりも強靭な植物で雑草より先に発芽させておけば雑草より先に繁茂して雑草を圧倒するものである。植えた野菜はある程度残しておくと繁殖して野生化するが、次の世代からは巨大な大根や白菜、地面をはい回るじゃがいもや茄子といった野菜の真の生命力をかいま見ることができる。なお野菜を野草化していくことによりほとんど人の手(肥料、農薬散布、除草等)を必要としなくなる。野菜の種はクローバーと混ぜて播くこと。クローバーは福岡式自然農法で肥料と雑草退治を兼ねた必需品である。
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